Smart Gonioは角度計ですが、回転軸には中心から5度刻みで±15度、全体では30度の分度器と同じです。関節角度がその範囲であればそれぞれの軸を回転させる必要もありません。


上肢帯の挙上

前方より角度計を基本軸と移動軸を直線にして当てています。正常可動域が挙上が20度、下制が10度ですから、多くの場合は角度計を動かさなくても測定できるでしょう。

扇状の下のラインを一直線にすると、30度までの角度では回転させる必要はありません。


股関節の伸展

 

 股関節の伸展も同様で、多くの場合は、伸展は15度程度以内ですが、下のラインを一直線にしておくと伸展30度までが軸の回転をさせなくても測定可能です。